天草かまぼこ「天領」

日本一の職人かまぼこ

 ”エソ”で作る蒲鉾が店頭に並ぶのは、10月から翌年6月までの8カ月間。「鮮度の良い魚で保存料などを使わずに作るから、期間限定でしか提供できません」と、社長の松下晶一さん。 エソは、天草灘で獲れる白身魚の一種。上品な旨味が特徴だが、生のエソは早く鮮度が落ちるため、蒲鉾の材料に使うのは難しいという。松下さんは高知県でエソの蒲鉾と出合い、「漁業が盛んで港が近い天草なら、エソを新鮮なまま蒲洪に加工できると思いました」と加工法や味付けに使う出汁などを研究。20年ほどかけて完成させた。「エソは、信頼している漁師さんから仕入れています。長く付き合いのある漁協を通じて、鮮度管理が徹底された状態で船から直に受け取っているので、出来上がった商品にも自信があります」。 手作業でエソをさばき、天草産の海塩、エソの煮干しから取った出汁を加える。プリプリとした歯応えがあり、噛むたびにエソの風味とあっさりとした旨味が口に広がる。「アカウニをのせて、ウニの塩気だけで食べるのもおすすめ。磯の香りもより強く感じられます」。天草の海の恵みを凝縮した、貴重な蒲鉾だ。
株式会社 松下蒲鉾店
〒863-0017 熊本県天草市船ノ尾町2-20
TEL:0969-22-2219
FAX:0969-22-2238
http://mpn.cjn.or.jp/matusita/

  • follow us in feedly

うにからすみうにからすみ

天草荒波 鯛めし天草荒波 鯛めし

関連記事

  1. 海味の塩ようかん

    海味の塩ようかん

    「海味の塩ようかん」は、なめらかな白い肌にアオサの青がきらきらときらめき、まるで宝石のような美しさだ…

  2. あんぐり

    天草の石工と、窯元の職人の伝統と技術が見事に合わさって生まれたスピーカー。ユニット部分は海鼠釉(なま…

  3. 春子の小袖巻き

     春先にとれる体長約10センチの鯛の稚魚「春子」。有明海に浮かぶ湯島の特産品の「湯島大根」。この2つ…

  4. 天慎三姉妹

    天慎三姉妹

     鯛の稚魚、コハダ、車海老。天草の海の幸で握る三種の巻き寿司を、一箱に詰めた。「熊本の豊穣な土で育っ…

  5. 天草南蛮柿ようかん

    天草南蛮柿ようかん

    「ようかんの材料は、あんこと砂糖、寒天のみ。だからこそ、素材や作り方で、大きく味が変わるんです」と語…

  6. 天草ヒノキのかおり

    原材料は天草産のヒノキのみ。混ぜ物なしの天然エッセンシャルオイルだ。代表の松坂和幸さんは祖父の代から…

  7. 四郎の初恋ショコラ

    四郎の初恋ショコラ

     クルス(十字架)をかたどった「四郎の初恋ショコラ」は、口に含むと濃厚なビター系クラシックショコラが…

  8. 天草いちじくフロマージュ

    「天草のフルーツを使ったフレッシュな生ケーキです」と、オーナーシェフの桑田洋平さん。デコポンの香りが…

PAGE TOP