あまくさ晩柑チーズケーキ

爽やかな晩柑の風味が天草の旅の余韻に

海と山が隣接する天草。日照量も多く暖かい上に海からの潮風を受け、さまざまな種類の柑橘が栽培されている。 「あまくさ晩柑の生産者の友人から、晩柑を使ったお菓子ができないかと尋ねられて」とオーナーシェフの金子光輔さん。上品な甘さで、さっぱりした風味のあまくさ晩柑。加工すると苦味が出てしまうが、その苦味を個性にできないか…。考えた末に生まれたのが、幅広い層に親しまれるチーズケーキとの組み合わせだ。  味わいもさまざまな種類のクリームチーズで試作し、晩柑の苦味には塩気のあるクリームチーズが合うことを発見。天草市の加工場でシロップ漬けにされた皮や果肉をふんだんに加え、濃厚なチーズの風味の中に、晩柑の爽やかさと苦味がアクセントに。ハーブティーや紅茶はもちろん、シャンパンとの相性もいい大人のスイーツに仕上がった。 冷凍したものを販売するため、家に着いた頃にはちょうど食べ頃に。「ご自宅でチーズケーキを食べて、天草の旅の締めくくりにして欲しいですね」と金子さんが言うように、あまくさ晩柑の爽やかな風味が天草の旅を思い出させてくれるだろう。

SWEETS LABO BONGOUT

熊本県天草市太田町21-14
TEL:0969-23-3711
FAX:0969-23-6362
http://www.kyushu-cake.com/bongout/

Follow me!

  • follow us in feedly

南蛮柿ジャム初恋南蛮柿ジャム初恋

純米焼酎ケーキ 「天草」

関連記事

  1. 天草晩柑ようかん

    天草晩柑ようかん

     天草晩柑の甘露煮が練り込まれたようかんは、まるで薄暮に浮かぶ三日月のような美しさ。一口食べると、す…

  2. 島々餃子

     天草の梅肉ポークを使った餃子です。こだわりは、それだけではなく地元の有機農法で育てられた野菜をたぷ…

  3. あんぐり

    天草の石工と、窯元の職人の伝統と技術が見事に合わさって生まれたスピーカー。ユニット部分は海鼠釉(なま…

  4. 天草南蛮柿ようかん

    天草南蛮柿ようかん

    「ようかんの材料は、あんこと砂糖、寒天のみ。だからこそ、素材や作り方で、大きく味が変わるんです」と語…

  5. 魚醤調味料「味元」

     魚醤とは魚で作る醤油のこと。味元は天草の海で水揚げされたばかりのカツオ、イワシ、サバ使って仕込む逸…

  6. 天草荒波鯛の味噌漬け

     天然に近づけるために、波の荒い外海に大型の養殖場を作り、稚魚から徹底管理。ハーブやポリフェノールを…

  7. 天草ヒノキのかおり

    原材料は天草産のヒノキのみ。混ぜ物なしの天然エッセンシャルオイルだ。代表の松坂和幸さんは祖父の代から…

  8. 天草かまぼこ「天領」

    天草かまぼこ「天領」

     "エソ"で作る蒲鉾が店頭に並ぶのは、10月から翌年6月までの8カ月間。「鮮度の良い魚で保存料などを…

PAGE TOP
PAGE TOP