鯛の稚魚、コハダ、車海老。天草の海の幸で握る三種の巻き寿司を、一箱に詰めた。「熊本の豊穣な土で育った農産物と、新鮮な魚介類の味わいを一度に楽しんでいただきたいから」と、全てひと口サイズの中巻きに。二種は、天草謹製の『天慎の三大巻』と『春子の小袖巻き』。そして『海老ロール』を新しく考案した。天草近海で水揚げしたぷりっと弾力のある車海老を茹で、プチプチした食感の粒マスタードをさっとひと塗り。桂剥きした「湯島大根」を爽やかな香りの大葉で巻いた。車海老のまったりとしたコクのあるうま味に、粒マスタードの酸味がアクセント。みずみずしい湯島大根が後味をさっぱりとさせ、二つ、三つと手が伸びる。主人の林田幸人さんは「生魚で握る寿司が苦手な方にも、”これなら食べられる”と好評です」と話す。酢飯は、熊本県山都町で無農薬栽培された白米を使用。大根や大葉などの野菜も県産品を選んでいる。冷えても美味しく、片手で食べやすいと好評で、百貨店での催事や熊本駅の販売店でも人気の商品となっている。
有限会社 天慎
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※天草五橋2号橋側に支店あり